あなたをイライラさせていることのほとんどは、他人や出来事などの「外的要因」ではなく、あなたが今まで作り上げた「自分ルール(観念)」です。つまり「内的要因」が大きく関わってきている可能性があります。
「いいや、あいつが私をダメにした」
「私がすべて悪いんだ・・・」
他人のせいにするも、自己険悪に陥ってしまうも、
どちらも何かが原因であなたをイライラにさせてしまっています。
たとえ病気が原因の人でも、改善と解消は可能です。
この記事を書いているのは、双子の女の子と男の子の2児をもつ父。
家族の為になにが出来るか日々考え、情報を集め配信しています。
つぎは、子育てイライラの解決方法について考える【悩み】
すぐイライラしてしまう人は「思考の癖」に原因があります。
この原因こそがあなたを苦しめているはずです。
今回はそのイライラの解決方法についていくつか紹介します。
それがこちら↓
感情的な解決法
大声を出す
ストレスが蓄積されるとイライラ、不安の症状の原因となる交感神経が優位になるためリラックスに必要な副交感神経の働きが低下します
これがストレスから自律神経失調症へとつながってしまう原因の一つであるため、大声を出して自律神経の安定化を図るようにしましょう。
またアーティストや歌手のライブ、サッカーや野球などのスポーツ観戦といった自然と大きな声が出る場所に出向くのも立派なストレス発散法になります。自宅で実践する場合は近所迷惑にならないように布団をかぶって行うといいでしょう。
泣いてすっきりする
ストレスホルモンとも呼ばれているコルチゾールなどの物質も体外に流れ落とします。つまり感情が動いた時の本物の涙はストレスの原因を体内から追い出してくれる効果があるということですね。
また涙を流した後にはストレスによって生じる苦痛や痛みを緩和するエンドルフィンが増加するといわれています。よく思いっきり泣いた後はスッキリした気分になるという方がいますが、これらは実際に科学的にも証明されているおすすめのストレス発散法の一つなのです。
意識的な解決方法
運動をする
運動をすることでストレス緩和に効果があるセロトニンやエンドルフィンの分泌を促すことができます。特にジョギング、ウォーキング、サイクリングといった一定のリズムを刻むリズム運動は幸せホルモンの一つとされているセロトニンの活性化をより高めることができるとされています。
軽く負担がかかるぐらいにとどめておきましょう。
体に強い負荷がかかる運動を取り入れてしまうと逆に疲労感を覚えてしまいます。長期的に続けるということが大切であるため、自分が心地よいと感じるレベルの運動を実践することが大切です。
湯船に浸かる
ストレスだけでなく健康や美容にも効果的なのが入浴です。入浴は血行を良くして新陳代謝を高め、体内に蓄積された老廃物を体外に排出してくれます。また入浴中はリラックス効果が高まる副交感神経の働きが活発化されるため、1日のストレスを解消するには非常におすすめの方法です。
ストレス解消に効果的とされているお湯の温度ですが38℃~42℃となります。
自然療法の解決法
太陽の光を浴びる
手軽にできるストレス解消法の一つが太陽の光を浴びることです。太陽の光を浴びることでストレスによって乱れた自律神経のバランスを整える効果が期待できます。また太陽の光は交感神経を刺激して、セロトニン神経を活性化させる働きがあります。
セロトニンはドーパミン、ノルアドレナリンと並び『三大神経伝達物質』とも呼ばれており主に精神の安定を保つ効果があります。つまり体内のセロトニンが増えることで不安やイライラといった感情を抑えることが可能になるわけですね。
ちなみにこのセロトニンですが、夜になると先ほども取り上げたメラトニンという物質に変化して快適な睡眠を促してくれます。
アロマ効果
心身ともにリラックス効果を生み出すアロマテラピーも今ではすっかりとメジャーなストレス解消法になりましたね。アロマテラピーは鎮静作用があるハーブなど植物の香りを利用する芳香療法のことであり、ストレス解消だけでなく病気の予防や健康の維持といった目的でも行われています。
ストレスが蓄積されている時こそ、栄養バランスが整った食事を意識することが大切。特に摂取しておきたい栄養素はビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、タンパク質です。
人がストレスを受けると体内ではストレスに対抗するための『抗ストレスホルモン』という物質が合成されますがビタミンB群やビタミンCはこのホルモンの合成を助ける働きがあります。
またビタミンB群は抗ストレスホルモンの合成だけではなく、神経の機能を正常に保つ作用もあるためイライラや不安といった感情を緩和するのにも効果的です。