“平日は子供を連れて友人とランチに出かける。
おいしいサンドイッチを食べながら友人とお茶をし弾む会話は至福のひととき。
夕方になったら、愛する旦那様が帰ってくるので買い出しをし、
『今日はなにを作ろうかなー♪』と旦那の喜ぶ顔を想い浮かべながらパパの帰宅を待つママ。
夜になったら子供に絵本を読み聞かせ、部屋の電気を暗くし、
家族みんなで部屋の天井につくったプラネタリウムを楽しみながら眠りにつく。“
ほとんどのママはこう答えるでしょう。
『そんな余裕ないゎ。』
この記事を書いているのは、双子の女の子と男の子の2児をもつ父。
子供の為になにが出来るか日々考え、情報を集め配信しています。
ママの子育て、こんなところが大変
”仕事していた時期は、「喉が渇いた」と思ったらお茶を飲める”
”「トイレに行きたい」と思ったらすぐにトイレに行ける”
そんな当たり前だと思っていたことが思うようにいかないのが子育ての大変なところ。
”気づいたら自分は何も飲み物を口にしていない”
”トイレの戸を閉めようものなら号泣されてしまうから、戸は開けっ放し”
”たまには外食を、と思っても子供に食べ物を与えるのが優先。ようやく自分のご飯が食べられると思ったら今度は子供が暴れだす。”
これが当たり前の風景なのではないしょうか?
その“当たり前の風景“があるからこそ、世のママ達は自分との葛藤に戦い、毎日我慢を強いられずにいられなく不完全燃焼な気持ちが蓄積されていく・・・
これこそが「子育ては大変」と感じる原因なのではないでしょうか。
大変さの要因
わたしたちが“大変“と思うのには要因があります。
それがこちら↓
- 愛ゆえの苦しみ
- 思い通りにならないジレンマ
愛ゆえの苦しみ
苦しいときは誰しも、
「ひとりになりたい」
「誰も邪魔されずに好きなことをしたい」
そう思うのは当然です。
しかし、
「子供がうっとうしく感じる」
「産んだことを後悔している」
と思う方は少なく、
逆に、世間でたまにニュースになる“虐待”や“育児放棄”に苛立ちを感じると思います。
それは一概に、あなたがイライラしているからではなく、愛ゆえの苦悩です。
だからこそ人は、思い通りにいかない現実と自分との葛藤に疲れ、他人の幸せには目を向けられなくなります。
これが終わったら一息つこうと思っていた時に「ママ、うんち!」と言われ、言われるがままにおむつを替え、手を洗い、服を着せようが中々言うことを聞いてくれず・・・
そんなことをしているうちに、一息つこうと思って入れていたお茶が冷めてしまった。
こんなとき、「なんで言うこと聞かないのよ!」と思っては冷めてしまったお茶を飲んでは「こんな自分やだ・・」と自己険悪に陥っていませんか?
夫に、「突然ママ、うんち!って言われておむつを替えたんだけど、うんちって言ったくせに中々服着てくれなくてほんとイライラするんだけど!」と言っても、「まぁまぁ」と言ってくれる人ならまだしも、「子供なんだから仕方ないだろ」と片づけられるのがオチ。
そんなやり場のない怒りや失望が、愛ゆえの苦しみとなって自分を襲ってきます。
そんなとき、いったい自分はどうしたらいいのでしょうか。
その悩みの根本を探っていきます。
思い通りにならないジレンマ
人はだれしも、自分の思い通りにならないと感情が揺らぐことがあります。
これは、あなたが悪いわけではなく、科学的にもごく普通に感じてしまうことです。
参考記事→子育てに疲れたら必要な心得【マインド】
よくこんな人いますよね
・あの人はいつも笑顔で苦しいことなんてないんだろうな。
・有名人だからお金に物を言わせているんでしょ。
・お隣さんは支援してくれる家族や友人がたくさんいるからいいよね。
これは全部、「自分」からくる嫉妬や僻みの感情です。
どこかで「自分もこんな生活を送れれば幸せなのに・・」と願っていたり思ったりすることもあります。
嫉妬や妬みの感情は人それぞれですが、
他人のことを毎日考えていると自分が疲れてきてしまうし、なにより時間の無駄です。
シンプルですが、その考えが一番自分を苦しめ自己険悪へと導いてしまいます。
いっそのこと、そんな感情はすべて“ぽいっ!”と捨てましょう。
でも、そんな簡単にぽいっ!できるわけないわ!
と思う方もいると思います。
子育てに完璧はないですし、求めようとすると返って逆の結果になるかもしれないから結局なにもしないがいい。
こんな考えの方が浮かんで来たら黄色信号です。
なにも求めず期待せず、自分の物差しだけでは自己険悪な自分を変えることが出来ません。
ではどうしたらよいのか?
そのヒントが次の項目になります。
- イライラを持ち込まない
- ストレス解消グッツに頼る
- 子供を託児所にあずけてみる
イライラを持ち込まない
前回、記事に書かせていただいた内容を反映させると、
イライラを解消できます。
そのほかにも手法はありますが、まずは“自分を知る“ことが大切になります。
今の自分を許してあげて、1歩引いた目線で許してあげましょう。
ストレス解消グッツに頼る
今や、インターネット通販時代。昔と比べて簡単に検索することが出来ますし、
ストレス解消グッツさえ自宅にいても届く世の中になりました。
こうした場所に便乗し、忙しい毎日なのに悩んだりして余計に溜め込まないのもストレス解消法のひとつとなります。
そんな、手間もかからずストレスを解消するおすすめのグッツに頼るのもあり。
参考記事→子育てに疲れ、不安に陥った時に読みたい【マインド】
子供を託児所にあずけてみる
毎日、子供子供になっていると、自己険悪に陥っている自分を変えることはできません。
辛いときは無理せず、保育などの施設などにあずけてみることで一人の時間を作ることが出来ます。
場所にもよりますが、1時間500円とか、1000円~3000円くらいで半日預け、6時間預けなどのコースも選べますので、自分にあった預け方を選んであずけてみるのもありだと思います。
空いた時間で好きなことをやるのも良し、買い物をするのも良し、それこそ、冒頭で述べた友人とお茶をするのもよし。
ただ、忘れてはいけないのは、あくまでも“自分が楽をしたいから“ではなく、
”自分をメンテナンスするため“と認識して行動をしてください。
楽をするために預けていては、現実にもどった時にまた、自己険悪が襲ってきてすぐに預ける方向へ頼ってしまいます。
そうならないために、あくまでも“自分メンテナンス”の意識を持つことが大事になります。
まとめ
- 愛ゆえの苦しみの自分を受け入れ理解する
- 子育ては思い通りならなくて当然というメンタルを作る
- もうダメなときは、無理せず周りやグッツや託児所に頼ってみる
もし、あなたがいま子育てに苦しんでいるのであれば、この記事を読み返し繰り返し読むことで、今日からでも実践できることが出来るようになるはずです。
大事なことは、“自分を大切にすること”子育ては長い道のりです。自分ひとりではないことを自覚して、楽しんで子育てが出来るよう同じように苦しんでいる皆さんと一緒になって頑張っていきましょう。
【関連記事】
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